「うちは大丈夫」で断られる水災補償の提案を変える3つの型
「うちは川から遠いから大丈夫」——水災補償の提案でよく返ってくる言葉です。断られる原因は、お客様の中でリスクが「自分ごと」になっていないこと。公式データの可視化と、被害額と保険料の対比で、提案を通す3つの型を整理しました。
なぜ「うちは大丈夫」と言われるのか
水災補償を勧めたときの断り文句の多くは、「川から遠いから」「今まで浸水したことがないから」「高台だから」です。これらは合理的に聞こえますが、実は思い込みであることが少なくありません。水害の被害は「川からの距離」よりも「土地の低さ」で決まり、過去に浸水がなくても想定最大規模の雨では話が変わります。問題は、この事実がお客様の中で数字と地図で「自分ごと」になっていないことです。だから、一般論の説明では響きません。
型1:その住所の「事実」を見せる
提案の起点は、一般論ではなくお客様自身の住所の公式データです。国土交通省の重ねるハザードマップから、その住所の想定浸水深・浸水継続時間を示す。「〇〇さんのお宅は、想定最大規模の雨で0.5〜3.0mの浸水想定です」と具体的に言えれば、「川から遠い」という距離の思い込みは、事実で静かに置き換わります。
まもいえ for Business なら、住所を入れるだけで6つの災害リスクを1枚のレポートにまとめ、御社名を載せてその場でお渡しできます。手作業でハザードマップを開く必要はありません。
型2:「被害額」と「保険料」を並べる
リスクを認識してもらえても、「保険料が上がるなら…」で止まることがあります。ここで効くのが、リスクをお金の言葉に翻訳して並べることです。
「床上浸水では、壁・床・電気設備・給湯器・家財の被害で、一度に数百万円規模になることも珍しくありません。一方、水災補償の追加は年2万円前後です」——「一度で数百万円」と「年2万円」を並べて示せば、保険料は「高い出費」ではなく「割に合う備え」として伝わります。これは売り込みではなく、判断材料の提供です。まもいえのレポートは、代理店向け表示でこの対比を自動で載せます。
型3:見落としがちな「家財」と「内水」を補う
水災の提案では、2つの見落としが起きがちです。ひとつは家財の水災補償。建物に水災を付けていても、家財は別特約で付け忘れているケースがあります。床上浸水では家具・家電の被害が大きいため、建物と家財を分けて確認すると、自然なアップセルの糸口になります。
もうひとつは内水氾濫。川があふれなくても、下水が大雨を処理しきれずに浸水することがあり、都市部では身近です。「川の想定区域の外だから安心」と思っているお客様にこそ、この視点が刺さります。
点ではなく面で提案する
1件ずつの提案に加えて、保有顧客リストの一括見直しも効きます。顧客の住所を一括判定すれば、水災・地震補償を優先提案すべき先が一目で分かります。ハザードマップが更新されたタイミングで回せば、それが自然な連絡のきっかけになり、取りこぼしを防げます。
まとめ
「うちは大丈夫」は、リスクが事実として見えていないサインです。①その住所の事実を見せ、②被害額と保険料を並べ、③家財と内水の見落としを補う。この3つの型を、公式データのレポート1枚で回せるようにすれば、水災補償の提案は「押し売り」から「納得の判断支援」に変わります。
よくある質問
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